昭和東
南海地震

雁宿公園

 雁宿公園には、昭和19(1944)年の昭和東南海地震にまつわる慰霊碑が3つあります。
追憶之碑は、地震で亡くなった学徒動員の生徒達を追悼するために、昭和25(1950)年の七回忌に集まった同級生達が募金運動をして建立したものです。裏面には半田中学・半田高女・半田商業と半田・乙川・亀崎・成岩の各国民学校の「震災殉難学徒」四八人の慰霊のために同期生一同が建設するという趣旨の文が刻まれています。
殉難学徒之像は、地震で亡くなった中島飛行機半田製作所の動員学徒96人と山二航空成岩工場で亡くなった1名を追悼した像です(山二工場で亡くなった方は後で追加されました)。昭和34(1959)年に完成しています。
半田・戦災犠牲者追悼平和祈念碑は、、地震の際の軍需工場での犠牲者と、昭和20(1945)年7月の空襲による犠牲者、動員中の労災死亡者、432人を追悼するために建てられたものです。戦時中の半田にゆかりのある動員体験者や市民の協力によって寄金が寄せられ建てられました。平成7年7月に完成しています。

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